先日Twitterでこんな投稿を見つけました。
某SNSやっぱりダメだったみたい。
マークザッカーバーグも4日間投稿してない。 pic.twitter.com/fTUTzvimj9— 小さとり (@satori_dz9) July 15, 2023
Threadsのアクティブユーザー数が急降下している
ライバルのTwitterのユーザー数は変わらず維持
Threadsを作ったメタ社CEOのマークザッカバーグが4日間更新していない
Threadsとは、Instagramを作ったメタ社が開発したテキスト版の新しいサービスです。
5日でユーザー数が1億人に達したとして、非常に注目されています。
しかし、サービス開始から約10日経過した時点で、アクティブユーザー数が激減しています。
なぜ急降下?Threadsが飽きられた理由とは?
理由①サービスとして未熟感が否めない。不便な点が多い。
Threadsで不便なこと
- DM(ダイレクトメッセージ)がない
- キーワード検索ができない
- ハッシュタグ機能がない
- 自分がフォローしている人の投稿がタイムラインに表示されない
- トレンドがわからない
実際に使ってみて、率直に使いにくいと言う理由が一番だと思います。
他のSNSで当たり前のようにできている、SNSの核とも言えるいくつかの機能がThreadsには無く、ユーザーからは、不満の声が多く上がっています。
理由②何の情報を得られるサービスなのかが不明。
サービスが開始したばかりではありますが、現在10日経過時点でもなお、
「Threadsでどんな情報が得られるかがよくわからないこと」が挙げられます。
例えば、Twitterならニュースサイトをフォローすると話題のニュースを上げたり、知識のある人が専門的な情報を共有してくれ、ユーザーにとっての有益な情報を提供してくれます。
一方Threadsに関しては、
- フォローした人の投稿すらタイムラインには表示されない
- いいね数が多いおすすめばかり上がってくる
- 流れてくる投稿が時系列になっておらず、最新の投稿がどれか不明
Threadsでは、情報の取捨選択がしづらく欲しい情報が得ることができない状況です。
理由③インスタグラムとの違いが不明
基本的なプロフィール情報はインスタグラムからThreadsに自動的にスライドされます。さらに、フォロワーもそのまま継続できます。
文字版のインスタグラムと言われているだけあって、Threadsでなければならない明確な理由が見つかりません。
CEOのマークザッカーバーグは、「リアルタイムの近況や他の利用者との会話を楽しめる新しい場を提供します。」と宣言していますが、サービスから約10日経過した現時点では、ユーザー同士の会話はそれほど盛り上がりを見せてはおらず、彼の理想が実現されるまでには、まだ時間がかかりそうです。
やっぱりTwitterが最強?ThreadsとTwitterとの違いを比較
①ThreadsとTwitterの機能面の違い(2023年7月16日時点)
Threads | ||
文字数 | 500文字 | 140文字 |
動画投稿 | 5分 | 2分20秒 |
写真投稿 | 10枚 | 4枚 |
ハッシュタグ機能 | なし | あり |
トレンド機能 | なし | あり |
DM | なし | あり |
下書き保存 | なし | あり |
ざっと書き出しただけでも、Twitterと比較してできない機能が目立ちます。
しかし、CEOのマークザッカーバーグは「今後これらの機能を実装する予定」と発表しており、Threadsの今後に期待しているユーザーは少なくありません。
②匿名か人物が特定されているかの違い
TwitterとThreadsの大きな違いは匿名か人物を特定されているかにもあります。
匿名のTwitterの場合、個人の見解や尖った意見など、人にどう思われるかを気にすることなく気ままに投稿できるので、普段目にすることができないような情報も溢れていて、現実世界とは違い新鮮です。
一方Threadsは、インスタグラムと連携しているので、実際の友達や会社のつながりなど人物を特定されているアカウントのため、発言がまじめで硬い、良いことしか言えないという違いもあります。
Threadsのメリットデメリットを解説!
メリット
①インスタグラムと連携しているのでとっかかりやすい
Threadsをダウンロードしてフォロワーをそのまま継続して始められるので、0からフォロワーを集める必要はありません。友達を探し出す手間が省けます。
②プロフィールにリンクを貼り付けられる
これまでインスタグラムでできなかかった、リンクを貼り付けることが可能なので、オウンドメディアや自社のページなどに直接誘導することが可能です。
③文字数、動画、画像より多くの情報を1度の投稿に詰め込める
Twitterと比較して1度の投稿により多くの情報を入れることができるため、より中身の濃い投稿ができます。
デメリット
①インスタグラムアカウントがない人は最初が面倒
インスタグラムを使っていないユーザーは、インスタグラムとThreadsの両方のアカウントを最初に作る必要があり、少し手間がかかります。
②キーワード・ハッシュタグ検索がない
自分の知りたい情報を検索することができず、いいね数の多い興味がないおすすめ投稿がタイムラインに表示される。現時点では、欲しい情報をピンポイントで得ることは難しいと言えます。
③Threadsアカウントを削除するとインスタグラムアカウントも削除される
この2つのサービスは連携されているので、現時点でどちらかだけを削除することはできません。
まとめ:メリットよりデメリットが目立つ。今後に期待!
現時点では残念ながらデメリットが多く、使い勝手の悪さから、アクティブユーザーが激減していると言えます。
しかし、サービス開始から間も無いので、今後の改善に期待です!
【2023年7月16日更新】Threadsをビジネスに活用する方法を徹底解説&活用事例7選の記事もよかったらご覧ください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。